夫は不倫していました。
夫が私の知らないところで不倫をしているとは、これっぽっちも思っていませんでした。あの夫がまさか私に隠し事をしていたなんて、信じたくもなかったです。
目次
夫の不倫が判明したのは、結婚して4年目のとき。
私も夫も共働きで、2人の休日が合うときには小旅行をしたり、温泉に行ったり、ハイキングをしたり。結婚記念日にはドライブをして、夜はレストランでいつもより贅沢なディナーをしていました。仲良しで、いつも一緒にいて楽しくて、こんな毎日がずっと続けばいいのになって思っていました。
でも、今思えば、私にも不倫をされる原因というか、きっかけがあったなと引っかかることがあります。結婚して3年半を過ぎたころに流産をしました。流産は本当にショックで、泣いても泣いても止まらない私の涙を見て、夫が毎日慰めてくれました。
あと、流産をする直前に転職もしました。前の職場は、もうずっとずっと残業が続いていて、お休みはあったけれど普段の睡眠はあまりとれず、妊娠が発覚してから安定期に入るまでには退職をしようと考えていたのですが、どうしても引継ぎが終わるまではいてほしいと言われ、転職を実行できずにいました。
転職したばかりのころは、新しい人間関係、新しいデスク、いつもと違う通勤経路、とにかく慣れないことばかりで、イライラの毎日。赤ちゃんのことを思うと、ストレスをためてはいけないって分かっていたのに、どうしようもない日々で、職場の愚痴も夫には聞いてもらっていました。
流産、もう一歩私の行動が早くて、新しい職場への適応力があったら、赤ちゃんはちゃんと育っていたのかな、と思うと切なくて、今でも苦しいです。だらしないお母さんでごめんなさいって、毎日つらかった。
あのときから、歯車がずれだしたのかなと思います。夫が、私と一緒にいたがらなくなったと思います。距離感を感じるようになりました。あれ?って思うことが増えました。でも私は新しい職場で大変なふりをして、平気な素振りをしてしまいました。本当は分かっていたのに気づかないふり。これも悪かったのかな。
夫が家に帰る時間が遅くなりました。あと身だしなみも、小綺麗になったというか。遅く帰ってきたときに、ふんわり香るいい匂い。帰ってきたと思ったらスマホを見てばかり。ご飯を食べないで、スマホを持ってお風呂場に直行。一人で漫画喫茶に行くと言って、休日のお出かけも私とはしなくなっていきました。
怪しかった。でも信じたくなかった。
浮気をされているなんて、誰が信じますか?受け入れられますか?お出かけもたくさんして、思い出もいっぱいあって、平凡だけど素敵な毎日だった。職場も変えて、これから家事も仕事も両方頑張って、子供もつくって、もう流産しないようにしようって頑張っていたのに、私頼りなかったかな。
そして、ついに朝帰り。もう、夫が浮気をしていないって信じ続けるのは無理だった。朝帰りだなんて、もう悲しいを通り越して、ちょっとだけ吹っ切れたんです。強がっていたかもしれないけど、ちょっとだけ受け入れたんです。
スマホを見ました。でも、たまたまです。
夫は、朝はスマホをベッドの横に充電したまま朝ごはんを食べて、身支度をします。会社に出発するまでスマホはいじっていません。
朝帰りをしたちょうど次の日でした。朝会社から電話があったみたいで、スマホを玄関の棚の上に置きっぱなしにしていたのです。
私は夫より先に会社へ出発するので、玄関で靴を履き替え出発しようとしていたのです。そしたら無造作に置いてあったスマホからLINEのポップアップがポンと出てきました
「おはよう。すう君♥今日もよろしくね♥」
すう君?今日もよろしく?何のこと?誰から?
もしかして「すう君」って、名字が杉●だからすう君?これ、浮気相手のこと…?もろもろ悟った私は、体中がわなわなして、心臓がどっくんどっくんしていました。
でも、見なきゃいけないと思った私は、手が震えながらもロックを解除してLINEを見ました。一応夫婦なので、ロック画面の暗号はお互い知っていました。ていうか、浮気してたのにロックの暗号は変えてなかったのね。
そしたらほいほい出てくる出てくる。これは黒だ。
名前を出したらまずいので、お相手の方は、このブログでは「まいこ」という名前の女にします。
まいこ「書類の提出、確認してくれてありがとう♥」
夫「あれくらい大丈夫だから。だからお礼に今度夕飯食べに行こうな~」
まいこ「いいの?うれしい♥」
夫「さっき部長に注意されてた件、納得いかないね」
まいこ「だよね!ムカつく~。すう君なぐさめてください」
夫「まかせとけ。残業しないでいつものとこね」
さーっと血の気が引きました。腰の力がするする抜けて、玄関で倒れそうになりました。会社に出発しようとして、靴を履き替えてから30秒しかたっていません。すごい情報量と、過酷な事実を受け止めるには、当時の私の器では足りなかったみたいです。
まだまだ夫は朝ごはんを食べていたので、玄関に来る気配はなかったのですが、ほろほろ流れてくる涙が温かくて、せっかくした化粧が崩れちゃう!と焦って我に返りました。こんな感じで、わたわた会社に出社しました。
あの日はずっとぼーっとしてしまいました。仕事もできなかった。
「夫が社内不倫をしている」という事実。LINEの画面を脳裏に焼き付けて過ごした1日は、何度も何度も泣きそうになってはトイレに駆け込み、ちょっとだけ泣いてはデスクにそさくさ戻るっていう感じでした。周りにはお腹をこわしてしまってトイレに頻発に行っていますと言い訳したけど、化粧も崩れていただろうし、何かあったのかなとバレてたかな(汗)ごめんなさい。
でも、その日の帰り道。夕日が沈むか沈まないかの境目のときに仕事が終わりました。会社の窓から見えた夕日が、何だか「頑張って!負けるな!」って言ってくれているみたいに感じて、私の中でひとつ壁を乗り越えた気分になりました。
帰りの電車でも泣きそうになっていたので、とにかく上を向いて電車に乗っていました。涙がちょっとでも出たら、上を向いて目が乾くまで待って、また涙が出そうになっての繰り返し。頑張って家に着いたときにはとんでもない疲労感でした。
どうせ夫は今日も終電帰りだ。
昨日までは夫が帰ってこない夜は、そわそわしながら待っていたけど、この日はなんだか違いました。ちょっとだけ、じんわりしているというか、体も熱くて、知恵熱がある感じです。ソファにだらっと座って、大きくため息をしました。
「逃げないで、社内不倫について調べてみようかな」
頭に過ぎりました。スマホはカバンの中。腕を伸ばしてスマホを取り出して、「不倫」「浮気」「慰謝料」「裁判」「社内恋愛」「既婚者との恋愛」などとひたすら検索していました。
私と同じような状況の方のブログを発見したり、逆もしかり、まいこのように既婚者との恋愛に苦しんでいる人のブログを見たり。とにかく、同じ境遇の人や、不倫をしている人の心境が分かりたくてネットをあさっていました。ブログを見ていると、私だけじゃない、ドラマの世界じゃないんだってほんの少し安心していました。本当は動揺しまくりだったのですが、その中に安堵が芽生えるような感じです。
その中でもしっかりと読めたのは、弁護士の離婚相談ブログでした。相談への回答で、弁護士のとある言葉に心を打たれました。
「不倫をされたらされっぱなしではいけない」
全身に電流が流れました。あ、私、このままじゃだめなんだって思いました。そういえば私が流産でつらくて、会社もつらくて、どうしようもなく支えてほしかったときに、夫は離れていった。私が一人で苦しんでいるときに、追い打ちをかけるかのように苦しいことを重ねていったのは、誰でもない私の夫だ…。
されっぱなしではいけない!私だって、感情はあるんだ。嫌だ!
ここで脳みそにパッと浮かんだ選択は2つ。
離婚か?離婚をするとしたらどうすればいいの?
再構築か?再構築をするとしたら、今から何をすればいいの?
離婚か再構築か。私の道筋はこの2つのどちらか。どちらかでしかない。されっぱなしな自分を食い止めたい。
でも本音を言うと、本当は朝玄関で見てしまった事実を、すぐにその場で叫んで、夫に問いただしたかったのです。「何なの!このまいこって女は!?」って、言えばよかったのかもしれないって、少し思っていたのです。
ただし、交際をして、結婚して、長年連れ添ってきた夫です。私は夫の性格を熟知しています。あの人は嘘をつくのが上手です。今まで何度も騙されてきました。営業職でトーク力も、コミュニケーション力も高いあの人の話術には、さすがの私もかないません。
反面、私は衝撃を受けるとパニック状態になって、とにかく誰かに状況を共有したいタイプだったので、朝玄関で夫を問いたださなかったことがまるで奇跡のようでした。でもそれは、夫の浮気LINEを見たショックが大きすぎたからかもしれません。
弁護士の離婚相談ブログを一通り読み、私は不倫の証拠を集めることに決めました。デートの証拠になるレシート、LINEのやり取りを徹底的に集める…。
離婚か再構築か、いずれにせよ、話し合いをするためにもとにかく証拠が必要です。それに、朝のことは夫にはバレていません。LINEのやり取りも重要な証拠になるはずですし、他にも証拠はあるはずです。夫とまいこが浮かれているうちに、証拠集めをしっかりとしておこうと決意しました。
<第2話へ続く…>
相手にバレる前に「合法な証拠」を抑えてください
私たちは膨大な数の、
- 浮気調査を行う探偵社
- 実際の不倫調査の現場・事例
を調査・取材している不倫離婚の調査の専門メディアです。
たくさんのドロ沼の事例を見てきた上で、たった1つの重要な真実をお伝えしています。
それは浮気調査は
一度でも相手にバレたら最悪の結果が待っている
ということです。
これは、
- 素人が自力でやった場合
- 下手な探偵に頼んだ場合
どちらでも同じです。
この記事では浮気調査に便利なアプリをご紹介していますが、ご相談者の方々には「素人が証拠探しをすな」と強く訴えています。
一度相手が警戒してしまったら、決定的な証拠を見つけるのは100倍難しくなるからです。
私たちは素人が下手に調べてしまったせいで、最悪の結果になることを負のドロ沼ケースと読んでいます。
【負のドロ沼ケース】
- 素人が下手に調査をする
(アプリ・尾行) - 相手にバレる
- 相手に不信感を持たれ、関係は最悪に
- 手遅れの状態で浮気調査を依頼
- 警戒しているので調査時間・場所が絞れない
- お金を払っても証拠が見つからない
- ドロ沼の離婚劇に…
たくさんの事例を見てきた私たちだからこそ伝えたいことがあります。
このような事例になる前…
相手が警戒をしていないタイミングで法的に認められる証拠を掴んでください。
法的に効力のある証拠さえ取れば、
- 相手が浮気を認めるしかない
- 裁判をすれば最大300万円の請求ができる
- 示談で関係を改善する人たちも多い
という状況になります。
どんな方向であれ、今の辛い状況から前に進むことができます。
業界大手のプロの探偵が入れば、証拠の獲得確率は100%。
(相手が警戒していない場合に限る)
証拠があれば、裁判で勝つ確率も100%です。
(合法的な証拠に限る)
なので、本当にパートナーが不倫をしている場合、法的に認められる証拠を早く手に入れないと、待っているのはドロ沼の状況。
しかも違法な調べ方(GPS・アプリ)がバレると、後々取り返しがつかない不利な状況になりますので、自力で調べたい場合も一度プロの探偵に
- 何をやっていいのか
- 何をやってはいけないのか
を相談してから行動に移すようにしてください。
当サイトでは全国各地の探偵社を調査・取材してきた中で、下記の3社をおすすめしています。
- 調査数が日本トップクラスの3社
- 日本全国が調査対象
- さらに、相談だけなら無料
- 悪徳な請求がない
という条件を全て満たしたところのみをご紹介しておりますので、ぜひご相談してください。
地方の個人探偵から全国区の大型探偵事務所まで徹底調査した中で、初心者の方には下記の3社から選ぶことを推奨しています。
この3社は日本屈指の実力を誇る探偵社です。
(すべてテレビ番組での調査を依頼されている超有名探偵社です)
それぞれの特徴について、下記のページで解説していますので、取り返しのつかない状態になるまえに、
- 素人がやって良いこと
- 手をつけてはいけないこと
を理解した上で、行動を起こすようにしてください。
下記はどちらも相談は無料なので、迷っている方はまず勇気をもって問い合わせてみましょう。
その行動が必ず解決の第一歩になります。
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