【インタビュー】HAL探偵社代表の浅見氏に「顧客目線の探偵会社」について語ってもらった

私たちには、“探偵の料金はもっと安くできる” という確信があったんです

そう話すのは、HAL探偵社代表の浅見氏だ。

HAL探偵社が参入した2012年頃…

当時の探偵業界は、まだ「電話帳への広告掲載」が主な集客方法だった。

  • 見にくくダサいホームページのデザイン
  • 消極的なインターネット広告

など、「探偵業界のインターネットのすべてがイケていない状態だった。

HAL探偵社は3名の有志によって設立された。

浅見氏を含めたその3名は、全員ITの広告代理店出身者だ。

まったく異業種の視点から探偵業界を見て…

これなら集客力で勝てるんじゃないか

3名はここに勝機を見つけた。

そして、探偵業界に革命を起こすために立ち上がったのだ。

当初の確信通り、HALには瞬く間に依頼が殺到する。

設立メンバーも休みなく働いて、設立から3年間で全国15支店展開を果たした。

現在は関東だけで1日10~15件の調査をこなしている。

そんなHAL探偵社の特長として有名なのは…

とにかく料金が安い

ということだ。

大手探偵社の半額くらいで調査依頼が可能だ。

  • いったいHAL探偵社はどうやってこの価格を実現しているのだろうか?
  • 調査の質は落ちないのだろうか?

代表の浅見社長と、WEBマーケティング担当の酒井氏が答えてくれた。

街角相談所

HAL探偵社の料金について

―――HAL探偵社の料金はなぜこんなに安いか教えてください。

HALが探偵業界に参入した当時、調査料金の相場は1時間当たり4万円でした。

正直この料金に関しては、

めっちゃ高い!

本当にこんなにかかるの!?

って思ってました。

実際に調査をしてみると…

当初の2/3くらいの調査料金で抑えることができる

ということがわかったんです。

1時間当たり3万円ですね。

私たちはIT広告出身者なので、費用対効果に関しては非常に厳しく見ています。

できる事は自分たちでやる

というのがモットーなんです。

例えばリスティング(ユーザーがクリックすることで費用が発生する広告)1つとっても、

私たちは自分でできる。

大手探偵社は広告代理店に頼まないとできません。

代理店に支払う手数料分、大手さんは広告費が高いんですね。

それだけでHALより20%増しで無駄な経費が掛かっています。

費用対効果を高める

という私たちの強みを活かすことによって結果的に…

当初の半分の調査料金に抑える

ということに成功しました。

HALは基本的に3名体制で調査をします。

1時間当たり1名6,000円。

3名で1万8,000円という形で料金を打ち出しました。

当時このような価格で調査をする探偵社はありませんでした。

―――なぜ他社の料金はそんなに高いのでしょうか?

手あたり次第広告を出しているので、費用対効果が悪いのだと思います。

大手の探偵社さんで月間に1億円程度広告費をかけていると聞きますが、それだけ広告費をかけていたらお客さんに負担が行きます。

だから客単価を上げないと採算が合わないんです。

また、他社で宣伝されているような特殊な機材も極力利用しません。

市販で買えないような機材は…

  • 高いし
  • 重いし
  • かさばるし
  • 使いにくいし

というデメリットがあります。

もちろんHALでも調査の内容によっては特殊な機材を使うことはありますが、そんなに件数は多くないです。

おそらく皆さんがイメージする探偵の姿って…

ピンマイクとイヤホンつけて「そっち行ったぞ」って刑事みたいにやり取りしてる

このようなものではないでしょうか?

無線機なんて重たくてしようがないし、連絡はLINEの方が優れています。

  • 今ここにいるという位置情報をその場で送れる
  • 依頼者を含めた全員に一斉に共有できる
  • グループ通話もできる
  • 時系列に何が起こっているか記録になる

など、明らかに無線機よりLINEを利用したほうが費用対効果が高いんです。

さらにカメラも、iPhoneについているカメラアプリの方が自然な時の方が多いです。

エスカレーターとかエレベーターとか一緒に乗っていて、いじっている振りをして対象を撮影できるので。

一番効率がよく、持っていて不自然じゃない。

格好つけてる探偵社だと…

  • ペン型カメラ
  • 眼鏡型カメラ
  • 時計型カメラ

なんてありますが、相当使い込んでいないと見当違いな方向を撮っちゃったり、服に隠れて結果撮れていなかったりする可能性も高いです。

iPhoneカメラなら画質も問題ないですよ。

プロのカメラマンでさえ「高級一眼レフカメラでない限り、コンパクトデジカメよりはiPhoneの方が優れている」と言うそうです。

こうしたSNSや身近な機材を駆使できる探偵社はHAL設立当時ほとんどありませんでした。

HAL探偵社の料金が安いポイント

  • 1時間あたり3万円あれば人件費は賄える
  • IT広告代理店時代のノウハウを活かして費用対効果の良い宣伝をしている
  • 特殊な機材を使用しないことで顧客に料金的な負担が及ばないようにしている

不透明な探偵業界について

―――稼働売りについて教えてください。

僕らはこの探偵業界の風習を全部変えていきたいなと思っていて、

当時どこの会社も “時間売り” はしていませんでした。

全部 “稼働売り” といって、1時間から8時間までの調査をパックで売っていたんです。

1時間やっても8時間やっても “1稼働” という不透明な料金プランです。

これが全く理解できませんでした。

当時1稼働30万が相場でしたから、8時間調査してくれれば1時間当たり4万円です。

でも実際は1時間しか調査していなくて30万請求される。

時間が余っても返金されない。

そりゃねえだろう!

と思いますよね。

稼働プランにはさらに落とし穴があって、9時間かかると2稼働分になるのです。

それで60万請求される。

そういった “悪い考え方をする業者” が少なからず存在しました。

一部のそういった「悪い業者」のせいで…

“探偵は高い”

“探偵は怪しい”

業界の印象がこのようになってしまっていたんです。

HALは初めから時間単位の料金システムを導入していました。

例えば3時間しか調査しなければ、料金も3時間分しか請求しない。

1時間2万円で大体6万円ぐらいが調査費用です。

車両などの経費を入れても10万あれば収まります。

調査を延長するにしても、お客さんの負担は軽いですよね。

浮気調査に関してHALが日本一多く依頼を受けている理由は、依頼者側に立ったシステムを考えることが出来たからだと思います。

―――リアルタイム報告について教えてください。

他社でよく聞くのが…

「では、調査します」

と言ってから1カ月後に報告があるケースです。

その間何の報告もありませんから…

本当に調査していたんですか?

って思いますよね。

HALの場合、調査開始時点からLINEグループで依頼者への報告が始まります。

  • これからスタートします
  • 今はこういう状況です
  • こういう結果でした
  • 続行しますか?停止しますか?

選択権はお客様が握っています。

  • 自分の予算範囲で調査できる安心感
  • 勝手に料金がつり上がっていくことがない安心感

ただでさえ不安な浮気調査中に、お金のことまで心配しなくて済みます。

さらに、一番安心していただけるのは料金が “後払い” ということです。

探偵業界のほとんどが “先払い” だった中、HALが一番初めに後払いを導入しました。

  • 時間制
  • 後払い
  • 現在平均的な “1時間2万円“ という金額

依頼者から支持されるようなシステムを作り出せた事

それが探偵業界においてHALが立てた功績です。

もちろん今も業界のリーディングカンパニーというつもりでやっていますし、これからもどのように良いサービスを提供するか日々考えています。

HAL探偵社が取り組んでいるポイント

  • 依頼者に支持されない “稼働売り” ではなく、“時間制” で明朗会計にしている
  • 依頼者とLINEグループを組んで、常に情報共有をしている
  • 調査を続行するかどうかは依頼者が自由に選べる
  • 料金は後払いでよい

HAL探偵社の調査員について

―――調査員にはどのような方がいますか?

意外に感じると思いますが、HALの調査員は高学歴者が多いです。

1人目の調査員からそうでしたね。

設立当初、知り合いのツテを通じて敏腕探偵を採用することが出来たんです。

大学生の頃からアルバイトで調査をずっとやっていて、卒業してからプロになったという。

屋外で働く人って、“高卒ですることがなくて仕方なく” というイメージあるじゃないですか?

でもその人はMARCH(6大学)の法学部出身で、運動部のキャプテンという異色の経歴なんです(笑)

なぜそっちに行ったんだ」と(笑)

彼は本当に変わっていて、小学生の頃から探偵小説好きで夢を持っていたらしいんですよ。

調査や新しく雇う人の教育は彼に任せていました。

敏腕調査員のノウハウがベースにあったので、HALの調査力は初めからレベルが高かったです。

以前HALのレベルの高さに耐えられなくて辞めた調査員が、他社へ転職してエース扱いされているというケースがありました。

この現状がHALの調査レベルの高さを物語っていると思うんです。

HALのマネジャークラスになると本当に次元が違います。

HALを退職して独立した調査員が、とある探偵会社が集まる講習会で

「HALでマネジャーやっていました」と言うと、その場のみんなが名刺交換を求めると聞きます。

HALがどれだけ名前が売れているか分かりました

その調査員の子が、あとでそう教えてくれたんです。

HALの調査報告書はスゴイ“ というのも ”弁護士業界“ ではちょっとした有名な話です。

先ほど言ったように調査中の状況は全てLINEで共有されています。

  • 何時何分にどこを出たかという “時系列の情報
  • どういうアクションを起こしたかという “行動の詳細

凄腕調査員が残した調査過程や証拠をリアルタイムで見ることができる

のです。

それが全部LINEに記録されています。

報告書作成担当がそのLINEを見て報告書をつくります。

それが正確な報告書になるんです。

―――調査員はどんな性格の人が多いですか?

本当にみんな真面目ですよ。

新年会など全支店が集まる飲み会の日でも、お酒を飲まない子が多いです。

普通の日だったら “車やバイクを使っているので飲めない” という理由で飲まないのは分かります。

でも全体飲み会の日は “営業も調査も入れていない空白の日” なのに飲まないんです。

―――仕事そのものが好きなんですね。

もう “職人” ですね。

私も設立当初は現場に出ていたので分かりますが、探偵の仕事は本当に地味です。

浮気調査なんてほとんど “待ち” しかありません。

例えば旦那さんが19時に仕事を終えて24時に家に帰る5時間の調査があったとします。まず退社の30分くらい前から旦那さんの会社で張り込んでいる。

出てきました。

ちょっと追います。

相手と合流してご飯食べます。

そこで2時間待機です。

会計終わって出てきました。

ホテル入ります。

その間の追尾は移動の20分から30分だけ。

ホテルに入っている2~3時間…

また待機です。

出てきたところ撮って終わり。

ほとんどアクションがないんです。

5時間の内1時間も動いてませんよ。

待機が一番の仕事です。

いつ出てくるか分からないけど、出てきたところを確実に撮る

調査員やる子のボルテージはそこですね。

「入り」のところをうまく撮れると…

よっしゃ!入った!撮れた!

となります。

ホテル入らないでご飯だけでバイバイだと…

ないんだ…

と残念な気持ちになるようです(笑)

せっかく依頼していただいているからには証拠を取ってあげたいからですね。

写真が取れたら浮気相手の居宅まで追尾する。

最終的に慰謝料請求を出すときに、浮気相手の住所・氏名が必要なんですよね。

そこも撮れたら調査員としては最高の喜びです。

今日はやってやった!いい仕事した!

HALの調査員はよくそうやって喜んでます。

HAL探偵社の調査員さんはどんな人?

  • 意外にも高学歴者が多い
  • オフの日もお酒を飲まない真面目
  • 職人気質で仕事が好き

避けた方がいい探偵社について

―――「こういったところには依頼しない方がいい」という探偵社はありますか?

店舗のない探偵社は論外です。

絶対に契約してはいけません。

探偵業法では…

  • 店舗に “探偵業法の届出” を掲示する事
  • お客様に店舗に来てもらって掲示を確認してもらうこと

ということが “通常の流れ” とされています。

そういった流れを飛ばしてしまう探偵社に依頼するのはおススメできません。

―――「LINEで契約まで完結できます」という探偵社も見たことがあります

アウトですね。

探偵社の契約は不動産契約と一緒です。

重要事項説明を1つずつ項目を説明する義務がありますから。

お客さんに読んで聞かせて、納得してもらって、それからサイン(あるいは押印)してもらいますよね。

これがないと、そもそも契約として認められません。

しかし、例えば小さい赤ん坊がいたりして移動が難しいという方もいます。

そういう場合はうちも最寄り駅や自宅への出張も積極的に行ってはいます。

今後は店舗展開も進めていく予定です。

近くに面談室があるから

という理由でHALに問い合わせしていただける方も一定数いらっしゃいますので。

相談してもらい易い環境を整えているところです。

こんな探偵社はやめた方がいい

  • 事務所の無い探偵社との契約はそもそも無効
  • 重要事項説明書を説明しない探偵社は業法違反
  • 業法違反をする探偵社はちゃんと調査もしてくれない

いままでで一番難しかった調査について

―――今までで一番難しかった調査はどのようなものですか?

色々あるんですけど…

EXILEの東京ドームコンサート中の調査

は記憶に深い難調査でした。

隣の席のチケットが取れたら簡単なんですけど、絶対取れないじゃないですか。

ライブが終わった後、東京ドームから何千人と出てくる観客の中から対象者を見つけないといけないわけです。

あの時調査員11人ぐらい出したのかな。

それでももっと人数が欲しかったくらいです。

東京の調査員だけでは足りなくて、大阪の調査員も動員しました。

  • 水道橋の橋に4名
  • JRの改札に3名
  • ドームから地下へ向かう通路に3名

地下鉄か?

JRか?

タクシーか?

色々考えましたが、ここはもう賭けですよね。

そしてキャッチしたんです。

地下で見付けて…

いた!

よく見付けたな!

とやりとりしたのを覚えています。

その件はめっちゃ大変でしたね。

調査員のファインプレーです。

今思えば10回やって成功率どのぐらいだという話で…

奇跡ですね。

まとめ

キコンズでは複数の探偵社を取材しているが、HAL探偵社はまさに “異色” の存在だった。

浮気調査は大変難しく、素人には出来ない事だ。

一般的に考えると “法外な料金” でも、探偵以外に相談する場所はない。

探偵社もその現状に甘えて、“そのくらい貰って当たり前” の態度を続けていた。

そこに一石を投じたのがHAL探偵社だ。

HAL探偵社のサービスは全て顧客にとってのメリットを第一に考えられているように感じられた。

業界の常識にとらわれないサービスを展開できたのは、設立に携わったメンバーがみな異業種出身だからだろう。

探偵社の比較は非常に難しい。

依頼者のケースによって調査の難易度やかかる費用は様々だからだ。

しかしこの取材記事を読んだ方は一度立ち止まって考えてほしい。

見かけの料金や実績に惑わされるのではなく…

どのような考えで設立された探偵社なのか?

その料金プランの根拠は?

どんな人が調査するのか?

など、その探偵社の中身まで良く吟味しよう。

浮気調査に、失敗は許されないのだから。

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